ご依頼品。
今回の海ねずみ製 鉄人28号は、2016年再販キットで以前制作した鉄人(*初期販売物)とはパーツ数が違います。
クライアント様の最初のご希望は、以前制作した「経年劣化ver.]を見て頂き同じものを制作してほしいとのご希望でしたが色々打ち合わせした結果、今回は「完成直Ver.」で更に目が光る「電飾改造」を施した仕様に決定致しました。
「完成直Ver.」とは、鉄人が本当に存在し太平洋戦争時の日本帝国陸軍より受注を受けた敷島博士が制作ブレーンと共にやっとの思いで完成させた、いわゆる「新品」状態の鉄人の事を今回そお名付けました。
又、今回始動時に目が光る事を想定し(*実際、映画実写版・TVコマーシャルCG版共に目は光っている)台座のスイッチによるON/OFF操作が出来るように改造します。
まずは、全パーツの第1洗浄をし剥離剤の除去を行います。


よくすすぎ後、完全乾燥させます。


まずは、ヘッドパーツをバイザー部分が被さる箇所にマーキングし、鶏冠部分を残しながら上部を写真のように切断します。
次に、眼球周辺の部分を残しつつ写真のように切断します。
最後に残った側面部分内側をリューターで削ります。




切断した眼球周辺パーツを整形し直し、400~1000番のペーパーでサンディングします。
サンディング後、このパーツを透明レジンに複製するためシリコンで型取りしておきます。




ボディーを写真のように切断します。
初期パーツは最初から別れたパーツでしたが、2016年版は全て一体型になっていましたので慎重に切断します。


今回4.8mmドリルを使用しヘッド・ボディー・脚・足に配線用穴あけ加工を施します。
加工後、実際に配線を通してチェックしておきます。


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